AKAI EWI3000 エレクトロニック・ウッド・ウィンド・インストゥルメント
単純にT-Squareが好きだから持ってる。
少しは吹けるぞ!

MP3サンプル   
中身の音源はどうやら”Oberheim”らしい。
やっぱ、アナログはいい!
コントローラからプログラムを変えられるようにしよう!
そう思ったおれは、まずプログラムアップダウン用のスイッチをつけた。
音源側のプログラムアップダウンキーに並列にスイッチできるようにリレーを介して接続。
純正のケーブルには予備線がないので、それより2線多いケーブルに変更。
それに伴い、コネクタも変更した。
コントローラ側も・・・。
音源のつまみは、触るとすぐ動いてしまうので、アクリルのカバーをつけた。
これで思い切り掃除してもらえる。(なぁ、みーさん)
2コラム上のコネクタ方式だと、演奏中に抜けてしまうことが判明。
・・・したのが改造した直後。(爆)
それから数年たって改善意欲が湧く。
大須に近年できたコネクタ屋さんを覗いたらあるじゃないの!ぴったしなのが!!ヒロセ電機のプラグ(HR10A-10P12S)と レセプタクル(HR10A-10R-12P)を採用した。
2002/02
コントローラへの取り付けはこんなふうにTAKACHIの小型ケースで製作。

あと、ベンドセンサのゴムカバーに亀裂が入ってたから交換したいし、キーは金メッキしたいし・・・。
2002/02
というわけでそのゴムカバー(シールドビブラートって言うらしい)をメーカーから直接取り寄せた。
本体600円、代引き郵便で1,100円(名古屋の場合)

EWI3000ツアーケース製作

2004年2月
1月中旬、ふと目に留まったZOOMの極小エフェクター、PFX-9003。
これを使ってEWIツアーケースの復活を思い立った。

ギター用という仕様を除けばかなりイイ!
こいつには楽器練習を考慮してか外部ステレオ入力がある。
ということは、EWIとカラオケ音源をミックスするミキサーが要らないのだ。

とりあえずは、サウンドハウスで購入。
(特価品だったので送料込んでも最安値!)
実はEWIを買って間もない1991年にツアーケースを作っていた。
ケース本体は、インターネットのない当時、店をまわる以外探す術もないので、1から自分で設計した。

カラオケ音源にはソニーのポータブルDAT、エフェクターにはBOSSのSE-50、ミキサーには同BX-4、おまけにチープなスピーカ
しかし、実家を離れたのを機に中身を出した。

そして取っておいたこのケースは2000年の東海豪雨でゴミと化す・・・。
次はケース探しだ。
エフェクターケース、アルミケース、アルミトランク、あらゆるキーワードでググりまくったがピッタリの寸法がない。オーダーメイドも考えたが3万はくだらない。

1月下旬、買い物先のアピタ小牧店にある愛曲楽器で、偶然にも1個だけおれを待っていてくれたエフェクターケースがいた!
内寸を測りまくってお買い上げ!!

蝶番やロックステー、ゴム足などを追加し、こんなふうにレイアウトした。
奥行き(縦寸)が足りないか心配だったけど、EWI音源に挿す電源ケーブルとフォンジャックを極力出っ張らないように工夫し、寸法を稼ぐことにする。
やっぱり邪魔なのがACアダプタである。
ここはスッキリと、思い切ってスイッチングレギュレータにしてみた。
EWI3000mは、15V/700mAなので15V/1Aのものを採用。
PFX-9003用電源には、ここからさらに7809(レギュレータIC)で9Vに落とした。
写真中の小さな黒いボックスがそれだ。
電源ランプは青だよ、青・・・。
これでかなりスペースと重量が稼げた。
おっと、ちょうど良いタイミングで内蔵バッテリーが切れかかってきた。
EWIの電源を入れるとLCDに「電池交換せよ」のメッセージが現れる。
中を開けると電池が直づけになっている。
ここはひとつ、電池ホルダも付けて交換完了。

作業前にはメモリーのバックアップをお忘れなく・・・。
東急ハンズで買ってきたスポンジ(発泡ポリウレタン)を切って詰めてみた。
なかなかイイじゃないか!
次にケーブル類の収納だ。
ステンレスの金折をこんなふうに曲げてフックを作った。
ここへケーブルを引っかけてぐるぐると・・・。
今度はEWIネックストラップだ。
こんな金具(左上の方)を付けて、ここに皮の部分を・・・。
ストラップはまっすぐ伸ばして、もう一方の小ネジに引っかけるようにした。
今回は、程度の良いモニタースピーカを内蔵して、電源1本でプレイできるようにする。
エレコムの木のスピーカ(MS-76CH)を採用の予定だ。

あとはスピーカを待つばかり・・・。
2月中旬、名古屋周辺に岐阜方面、どこをまわっても置いてないぞ!
木のスピーカ!!
最後まで取っておいたビックカメラ名古屋駅西にコンプ名古屋、ここにもないとはどういうことだ?!
通販ではあるらしいので、PC Successで注文し、3日ほどで届いた。

ACコード、入力用φ3.5ステレオミニプラグ、Rch→Lch接続コード、全て直出しでコネクタ類は省略されている。
そして背面にはバスレフポートがある。
ケースのフタにスピーカをベタッと取り付けてしまうと、バスレフポートがふさがってしまう。
気休め程度だけど、10mm程浮くようにして、背面からのケーブル類も出せるように取り付けた。
ACコードはちょん切って圧着端子を付け、レギュレータの端子台に接続。
入力プラグもちょん切ってL型に変更した。

2月20日、めでたく完成!